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鈴木敏夫とジブリ展

【体験レポ】鈴木敏夫とジブリ展に行ってきた!見どころ・感想・おすすめフォトスポット紹介!

スタジオジブリを語る上で欠かせない存在なのが鈴木敏夫氏です。

その魅力に迫る「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリファンなら一度は訪れたい注目の展示です。

数々のスタジオジブリ作品を世界に送り出したプロデューサー鈴木敏夫氏の”人となり”から紐解く「ジブリ誕生の秘密」を巡ることができる展覧会です。

鈴木敏夫とジブリ展は愛・地球博記念公園の体育館で行われています。

展覧会は東京→長崎→京都→東京→岩手→福岡→愛媛→神奈川→岡山→長野→愛知開催されますが、すでに最終の愛知での展覧会以外は全て終了してしまいました。

ですが愛知展は9月25日木曜日まで開催されています。

まだ期間があるので記事を参考にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

今回はフィナーレの愛知展を実際に訪れた体験をもとに見どころや感想、女性たち必見のSNS映え間違いなしフォトスポットまでたっぷりご紹介したいと思います。

ジブリの世界にどっぷり浸かれるこの展覧会の魅力をじっくり味わってみてください。

鈴木敏夫とジブリ展とは?

「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ作品の裏側にある”言葉”と”想像力”の世界を体験できる特別な展覧会です。

プロデューサー・鈴木敏夫氏が長年手がけてきたジブリ作品の企画書やスケッチ、キャッチコピーなどジブリの舞台裏に迫る貴重な体験ができる展示で満載です。

高畑勲・宮崎駿両監督と共に世界を代表する数々のアニメーション映画を世に送り出した人物がスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏です。

展覧会では戦後の名古屋で生まれ育ち昭和、平成、令和の時代を駆け続けている鈴木敏夫氏がこれまでに出会った映画や書籍・音楽を通して時代背景を見ることができます。

幼少期から今に至るまでに観たり、読んだり、聴いてきた作品をたくさん集めて並べた本棚はとても感慨深い展示品として展示されています。

どのような作品や作家から影響を受けて自身の思考術へとつながったのか気になりますね。

そしてどのような作り手と向き合い編集者・プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのか秘密に迫ります。

単なる展示会ではなく言葉と区間演出を通じて”ジブリの哲学”を体験できます。

ジブリの表舞台だけでなくその根底にある創造の源泉に触れられることができるのがこの展覧会の最大の魅力です。

実際に行ってみた感想&注目ポイント

展示は時系列ではなく”テーマごと”に空間がデザインされています。

鈴木敏夫氏の言葉、ジブリとの関りを軸にした展示はまるで心の旅のようです。

ジブリ映画を観て育った人たちにとってそれぞれの言葉が当時の感情や記憶を呼び起こしてくれました。

例えば「となりのトトロ」の企画書の原本が展示されていたり「風立ちぬ」の名キャッチコピー「生きねば。」が生まれた背景が解説されていたりと、ジブリファン垂涎の資料がたくさんあります。

鈴木敏夫氏の直筆原稿や思考の軌跡を追う展示は制作の舞台裏をリアルに感じさせてくれます。

展示の中にはシアタールームや映像ブースもあり臨場感ある演出が魅力的です。

特に「千と千尋神隠し」のシーンを切り取った空間では音と光がシンクロし、没入感たっぷりの体験ができました。

ジブリの音楽と共に物語の中に入り込んだような感覚になります。

フォトスポット&SNS映えポイント4選

鈴木敏夫とジブリ展にはたくさんのフォトスポットやSNSで映える写真が撮れる場所があります。

館内は基本的に写真撮影は可能ですが一部撮影不可な場所もあるのでしっかりお伝えします。

※撮影可能エリア・撮影不可エリアはスタッフの方や壁に分かりやすく看板があるのでしっかり確認しましょう。

となりのトトロの世界へ

トトロと一緒に写真撮影ができるスポットです。

トトロ一緒に写真撮影すればSNS映えは間違いなしですし、トトロの種類も豊富で撮影のバリエーションもたくさんできます。

2ショット写真はなかなか撮れないので貴重ですね。

「サツキとメイの家」もおすすめスポットです。

サツキとメイの家の前で座って写真撮影できるのでトトロの世界にいるかのような体験ができます。

鈴木敏夫氏の”書”が並ぶ部屋

数々の名作を送り出してきた鈴木敏夫プロデューサーの頭の中を覗いているかのような空間の真ん中にカオナシが読書しています。

カオナシと一緒に写真撮影している女性もたくさんいました。

鈴木敏夫プロデューサーのこれまでを形作ったおよそ8800冊の書籍の中には、実際に手に取り閲覧することもできます。

鈴木敏夫プロデューサーのコメントもあるので探してみてください!

新展示!”油屋”千と千尋の神隠しの世界

「千と千尋の神隠し」に出てきた油屋と不思議な街並みを再現した空間です。

時間が進むにつれて日中の光から夜の怪しい照明や映像が変化していく巨大な建物を背景に写真を撮ることができます。

ビデオ撮影はNGでした。

イモリの黒焼きチョコ(800円)はとてもおいしそうでした。

作品が忠実に再現されていました。

千と千尋の神隠しの世界を体感できる新展示コーナーとして写真撮影している人たちで溢れていました。

カオナシと一緒に写真撮影できるので女性必見のスポットです。

食べ過ぎにご注意を。

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幻想的なトンネル

ジブリ作品のキャラクターが赤提灯と一緒に描かれていて幻想的な写真が撮れるトンネルになっています。

千と千尋の神隠しの世界の出口とつながっており映える写真を撮っている女性たちの行列ができていました。

提灯1つ1つにキャラクターが描かれていて細部までこだわりを感じました。

行く前にチェック!おすすめの回り方&混雑回避のコツ

鈴木敏夫とジブリ展に来る人たちで土日は非常に混雑します。

ですからゆっくり見たい方は平日の午前10時~12時に入館するのがおすすめです。

※土日は午前9時~営業開始と時間が異なりますのでご注意ください。

特にフォトスポットは他の人が写り込まないように撮影したい場合は早めの時間が狙い目です。

会場には音声ガイドが用意されていて詳しく分かりやすく解説してくれます。

鈴木敏夫氏の肉声での解説もあり展示物の背景や意図が深く理解できるので目と耳両方から情報を得る楽しみ方がとてもおすすめだと感じました。

しっかり館内を回ると2時間程度かかります。

ですから時間に余裕をもって行くことをおすすめします。

途中でベンチも設置されているので休憩や水分補給を挟みながらゆっくり回りましょう。

ジブリ愛を再確認する展覧会!!

鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ作品を裏から支えた”言葉の魔術師”である鈴木敏夫氏の創造力と哲学を体感できる展覧会です。

展示作品は言葉や手書き文字、映像や空間演出を通じて鈴木敏夫氏がジブリ作品にどう関わってきたのかを視覚的かつ感情的に伝えてくれます。

名作のキャッチコピーが生まれた瞬間や今まで表に出てこなかった制作過程の資料などここでしか味わうことができない貴重な情報が満載です。

ジブリの”表”ではなく”裏”にスポットを当てたこの展示は、ファンならずとも楽しめる”心の展覧会”です。

ジブリの世界観に惹かれるのでたくさんの人におすすめしたい空間だと思いました。

写真撮影スポットも豊富で写真を撮り合うことができるので1人で行くのではなく、2人で行くことを強くおすすめします。

ぜひこの記事を参考に「鈴木敏夫とジブリ展」を体験してみてください。

作品を観るのとはまた違った角度からジブリの奥深さを感じられる貴重な時間が待っています。